平成28年度「中山間地域お宝資源掘り起こし事業」の補助対象事業が決定したという情報提供が経済観光局農林水産部農政課からありました。
継続ではありますが戸山の「農事組合法人よしやま」と「農事組合法人戸山の郷中王」が選定されました。同法人とも地域を法人化して攻めの農業を施行されています。よしやまも中王も元気です。
「中山間地域お宝資源掘り起こし事業」の目的・概要
◆ 補助制度の目的
「中山間地域お宝資源掘り起こし事業」
農林漁業者等が行う、農林水産物の直売や加工販売など地域資源を活用した取組に対し、一定の補助を行うことにより、新たな農家ビジネスをつくり、中山間地域の活性化を図ろうとするものです。
◆ 補助制度の概要
(1) 補助対象地域:中山間地域(山村振興法及び農業振興地域の整備に関する法律に基づく
指定地域)
(2) 補助対象団体:農林漁業者3人以上で構成される地域団体等(団体申請のみ)
(3) 補助内容(最大3か年):初年度 100万円限度(対象経費の1/1以内)
2年度目 70万円限度(対象経費の2/3以内)
3年度目 50万円限度(対象経費の1/2以内)
平成28年度補助対象事業として、以下の4件を決定しました。
安佐南区 継続2年度目 よしやま直売所出荷組合
『よしやま直売所設置・活性化事業』
㈱EVENTOSが平成28年5月にオープンする産直市「Oishi吉山」での地元農産物直売所スペースで地元産野菜や加工品(簡易)の販売を行う。また、販売だけでなく、地元産野菜やそれを原料とした簡易な加工品(漬物や餅)などを生産者自ら積極的にアピールするイベントも開催予定である。
安佐南区 継続3年度目 農事組合法人戸山の郷中王
『農産物加工所設置・直売所設置事業』
平成26年度に設置した加工施設において、これまでも好評であった餅や寿司類の製造販売を行うとともに、菓子類などの新たな加工品の試作に取り組む。また、直売施設の増設部分の内装等を工夫し、幅広い産品を扱う販売拠点として充実を図り、集客力や販売力の強化、衛生面での向上を目指す。
安佐北区 継続2年度目 Romui
『蘇れ安芸飯室駅』
旧安芸飯室駅を活用し、地元野菜や特産品の販売の継続、地元野菜や特産品を使用した料理を提供するカフェの開業、賑わいのある農家ビジネスとしての交流拠点づくりを行う。
佐伯区 継続3年度目 湯来ジビエの会
『ジビエによる地域資源活用事業』
湯来町で美味しいジビエ料理を提供するため、食肉処理施設を整備し、イノシシ肉の販売を行っている。平成28年度は、さらに品質向上と美味しい料理の提供を進めるとともに、消費者への小売りも始める予定である。また、猪の皮を活用した革細工を商品化し販売する。