近年「夫源病」と言う言葉をよく耳にします。特に働き者で会社人間の団塊の世代が、定年になって家に長くいる生活が影響をしているとも言われています。また、夫源病は夫の無自覚にも起因してると言われています。
「夫源病(ふげんびょう)」
夫の言動がストレスとなり心身に不調をきたす病気の総称で、近年この症状に悩む女性が増えているといわれています。
夫源病の症状
更年期の症状と似ているのですが、原因不明の不定愁訴や強い耳鳴り、横揺れのめまい、激しい頭痛、のぼせ、ひどい肩こり、全身の痛み、動悸、息切れ、呼吸困難、不眠、倦怠感など、様々です。
下記チェックリストで、夫源病になる可能性を診断することができます。
(引用元:体調不良は夫のせい?夫が妻を病気にする「夫源病」/大阪樟蔭女子大学、石蔵文信教授監修)
□人前では愛想がいいが、家では不機嫌
□上から目線で話をする
□家事に手は出さない(手伝わない)が口は出す
□妻や子どもを養ってきたという自負が強い
□「ありがとう」「ごめんなさい」のセリフはほとんどない
□妻の予定や行動をよくチェックする
□仕事関係以外の交友や趣味が少ない
□妻が1人で外出するのを嫌がる
□家事の手伝いや子育てを自慢する自称“いい夫”
□車のハンドルを握ると性格が一変する
4個以下のチェックなら可能性は低く、5~7個で予備軍、8個以上になると夫源病の疑いがかなり強いようです。