今回の韓国ソウル特別市の視察は久し振りの韓国でした。インチョン空港に降りた途端空気の乾燥度と黄砂に驚きました。街全体がボーと霞んでいて目が痛く喉がイガイガしました。
夕方には目が充血し、喉が痛くて血痰が出ました。3日目ぐらいから声が出にくくなり現在も声が出にくい状態が続いています。春のソウルは黄砂対策をしていくべきだったと反省しています。
行政については非常に積極的に市民との交流を重視し市民のための行政を行っているのを感じました。そのためにはトップリーダーの指導力が非常に強く自信を持って行動をしていると感じました。
2泊3日の視察でしたが大きな刺激を受けました。
ソウルの中心部である鐘路区(チョンノグ)と中区(チュング)の間を西から東へと流れる人工河川・清渓川(チョンゲチョン)約5,8kmあります。昔、自然河川であった清渓川は1960年代の経済成長期に覆蓋(ふくがい、臭気等を外に漏らさないように蓋をかける)工事が行なわれその姿を消しました。その上には高速道路が走っていました。その道路を壊して人口川を作りました。2005年10月、清渓川は全長約5.8kmの人工河川として生まれ変わることに成功し、市民の憩いの場となっています。