沈黙は金 その2

 昨日の「沈黙は金」の続きです。『黙っているべき10の場面』を説明しています。参考になるので記載しておきます。

海外サイト「Mashable」が発表した『黙っているべき10の場面』
1. 交渉相手が暴走し始めたとき
 交渉時に相手が一体どんな策略を腹に秘めているか分からず、その考えを暴こうと必死になってしまうことがある。もし、交渉相手がそんな状態になった場合は沈黙を決め込もう。勝手に自分自身を追い込んでいくので、結果こちらに優位な状況になることもあるのだ。

2. 質問をした直後
 誰かに質問をしたにもかかわらず、答えを待てず自分の意見を語り始める人がいる。そういった人たちは、他人にアドバイスを求める格好をしているだけで、実際は自分の意見を主張したいだけだったりする。
 誰かに質問をしたら、相手の返事にじっと耳を傾けることが大切だ。会話はキャッチボール。相手がボールを投げ返すのを黙ってしっかり待とう。

3. 敵のミスに気がついたとき
 敵のミスに気がついたときは黙っていた方がいいかもしれない。確かに誠実さは大切だが、相手がミスに気がつかないことで不要なトラブルや、こちらにとって命取りとなる不都合を回避できるのであれば、黙っていたっていいのではないだろうか?

4. 無意味に話し続けてしまうとき
 会話中の沈黙に耐えられずに、つい余計なことを口にしてしまったことがある人も多いのではないだろうか? 不用意な発言をしてしまうのなら、黙っていた方がずっとマシだ。一度口から出た言葉は撤回できないのだから。

5. 縁の下の力持ちを演じるとき
 「誰の手柄になろうと気にしなければ、一生の間にどんなことでも達成できる」。これは元米大統領ハリー・トルーマンの言葉だが、他の人に任せて何かを達成したいときは、“縁の下の力持ち” に徹して多くを語らないでおこう。

6. 自慢話をしてしまいそうなとき
 沈黙が大事となる場面は SNSシーンにも登場する。例えば “自慢” なのか “シェア” なのか分からない投稿があふれるFacebook。こんなに美味しい物を食べました、こんなに素敵な所に行きました、私の彼氏ってこんなに素敵……。もしこれらの他人の “自慢” にウンザリしているのなら、自分は沈黙を守るようにしよう。

7. 他人の嫉妬心をあおりそうなとき
 自分のことを話すときは、相手を嫉妬させないように注意しよう。それが相手にとって有益なアドバイスとなればいいのだが、もしただの自慢話になりそうだったら黙っておいた方がいいだろう。余計な嫉妬を生んでしまう可能性があるからだ。

8. 相手の経験値を上げたいとき
 誰かの成長を促すときは、黙って見守ってあげよう。例えば子供の宿題を見るときなど、あまり横から口出しをしないでおこう。自分の手で答えを見つけさせないと、成長できないからである。
 確かに自分が簡単にできることに他人が悪戦苦闘しているのを目の当たりにすると、思わず口を挟んでしまいたくなるかもしれない。しかしそこは黙って見守って、相手に経験値を積ませよう。

9. つまらない話をしているとき
 「他人の夢の話はつまらない」と言われているように、いくら本人が面白いと思っていても、他人にはその面白さが伝わりづらい話がある。もし、自分がそんな話をしていることに気づいたら、さっさと話を切り上げよう。

10. スピーチを始める前
 人前でスピーチを始める前は、不自然に思えるほどの長い沈黙を用意してみよう。周囲の人々が、「何かおかしい」「あの人何を言うか忘れちゃったのかしら?」と思い始めたときが、スピーチを始めるタイミング。スピーチが始まったことにホッとして、自然と話を聞く姿勢に入る人もいるのだとか
 (インターネット ロケットニュース引用)

 

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