今日(6月1日)から早いもので6月です。昔ながらの二十四節気では次のようになります。
忙種(ぼうしゅ)…二十四節気のひとつ。
今年は6月5日です。この日が米や麦などの穀物の種をまく時期とされる。
芒種という言葉の「芒(のぎ)」とは穂先にある植物の実の外側の硬い毛のことを指し、「芒種」で芒のある穀物の種まきの頃という意味になります。
ただ、実際の種まきは芒種よりも早い時期に行われます。
夏至(げし)…二十四節気のひとつ。
今年は6月21日です。この日は昼が最も長い日です。冬至と比べて昼が5時間ほど長いそうです。
6月にまつわる言葉
・水無月(みなづき)…陰暦の6月のこと。田植えに沢山の水が必要な月という意味。
陰暦の6月は現在の7月頃にあたります。
・梅雨(つゆ)…6月頃に日本でみられる長雨の時期のこと。但し北海道には梅雨がない。また、日本以外には中国や朝鮮半島でも梅雨がみられる。なお、梅雨入りすることを入梅という。
・衣替え(ころもがえ)…現代では制服、学生服について、6月と10月に衣替えが行われる。陰暦の頃には、平安、江戸など各時代によって衣替えの時期が異なった。
6月に使う時候の挨拶
・梅雨・入梅 ・梅雨寒・梅雨冷え・あじさい・紫陽花・忙種