ラニーニャ現象

 今年は「猛暑」?

 気象庁は今年エルニーニョ現象が終息しつつあると発表しました。南米ペルー沖で海面水温が高くなるエルニーニョ現象が終息し、その後、海面水温が低くなるラニーニャ現象に推移するとみられるとの監視速報を発表しました。

 夏にラニーニャ現象が起こることで、日本の夏が『猛暑』になるという予想をしているようです。
 実際に、エルニーニョ現象が収束した年にラニーニャ現象が発生したケースの2010年には、日本の夏の平均気温が統計を取り始めてから、過去最高になっています。

エルニーニョ現象
 太平洋赤道域の中部から、南米のペルー沖にかけての海域で、海面水温が平年に比べて高くなり、かつその状態が1年以上続いた時のことを言います。

ラニーニャ現象
 太平洋赤道域の中部から、南米のペルー沖にかけての海域で、海面水温が平年に比べて低くなり、かつその状態が1年以上続いた時のことを言います。

 要するに、エルニーニョ現象と逆の状態になるわけです。


 スペイン語で「神の子」を意味し、エルニーニョが男の子、ラニーニャが女の子を表しています。

 

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