チェルノブイリ原子力発電所事故
1986年4月26日1時23分にソビエト連邦(現:ウクライナ)のチェルノブイリ原子力発電所4号炉で起きた原子力事故。後に決められた国際原子力事象評価尺度 (INES) において最悪のレベル7(深刻な事故)に分類され、世界で最大の原子力発電所事故の一つです。
キエフのホテルを9時に出発して約2時間かけて、今年で事故から30年経つ「チェルノブイリ原子力発電所」に行きました。検問が2ヶ所ありました。(30km圏内・10km圏内の入口)
30kmの検問所(帰る時ここで線量検査が有ります)
原発から約17キロにある公園内の記念碑には折鶴と広島・福島の記念碑がありました。
原発から約17キロにある公園内の記念碑には、今も人が住めない100を超える廃村の名前が刻まれています
爆発した4号炉を覆う石棺(30年の耐用年数が過ぎています)壊れかけている石棺を覆う石棺をまた作るそうです。
新しい石棺(耐用年数100年だそうです)
突然退所を告げられた16階建てのマンション
一度も使われなかった公園の観覧車
誰もいない町、元原子力発電所にだけ7,000人の職員が働いています。線量の関係でヨーロッパ各地から交代で労務者がやってきているそうです。
人のいなくなったこの地区では動物が大量に繁殖しています。(鹿・猪・ビーバー・フクロウ・ヒグマ・オオヤマネコ・オオカミ等)放射線の動物への影響は議論が分かれ結論が出ていないそうです。
キエフ19時40分発の飛行機でパリに向かいました。(3時間15分のフライト)
パリ 泊