昨日(11月9日)カザフスタン共和国、ヌルスルタン・ナザルバエフ大統領に対して「広島市特別名誉市民称号」の贈呈式が国際会議場で有りました。
カザフスタン
中央アジアとヨーロッパにまたがる共和制国家です。ロシア連邦、中華人民共和国、キルギス、ウズベキスタン、トルクメニスタンと国境を接し、カスピ海、アラル海に面しています。 (ウィキペディア)
首都 : アスタナ
大統領: ヌルスルタン・ナザルバエフ
人口 : 1704万 (2013年) 世界銀行
国歌 : 我がカザフスタン
公用語: カザフ語、 ロシア語
カザフスタン核実験場跡「セミパラチンスク」
1949年から89年までの40年間、ソビエト連邦はここで450回以上の核実験を行いました。
核実験場の周囲に暮らす人々は何も知らないまま被ばくし癌をはじめ様々な病に侵されました。
ソビエト政府は住民被害を認識しながらも住民に隠して国権を繰り返しました。そして、放射能汚染は今なお住民の体をむしばみ続けています
カザフスタンのナザルバエフ大統領は、旧ソ連時代から450回以上の核実験が繰り返されてきた核実験場を1991年(平成3年)8月29日に閉鎖し、当時世界4位の規模であった自国の核兵器を放棄しまし、一貫して非核化に取り組んできました。それ以来8月29日は核実験に反対する「国際デー」となりました。
国際会議場(ヒマワリ)
「ザマナイ」合唱
セミパラチンスク核実験場反対運動ではカザフスタン全土で200万人が抗議運動に参加しました。「ザマナイ」はこの運動と共に歌われ、多くの人々に勇気を与えました。