そば湯

 11月7日、はてな匿名ダイアリーに寄せられた「そば湯」をめぐる投稿が話題となっています。タイトルは「そばの茹で汁を平気で飲む彼氏」。投稿者の女性は、彼氏の行動に驚愕したようです。
 この記事がネットで話題となっています。私は蕎麦湯は好きで、もり蕎麦・ざる蕎麦等を食べて、後は必ず蕎麦湯を飲みます。関西ではあまり飲まれないようです。
 理由として「西日本ではあまりそばを食べず、うどんを食べる人が多いので、そもそも『そば湯』を出すような専門店に行くことが少ないのでは」と言われています。

 そば湯を飲む風習は信州から江戸に広まったと言われています。もともとそばはバランスのとれた栄養食と言われています。なかでもそば粉に含まれる植物性蛋白質はとても良質なことで知られます。しかし水に溶けやすくその半分近くがゆで汁に流れ出てしまいます。せっかくの栄養をムダにしないよう、生活の知恵として口にしたのがそもそもの始まりです。この蛋白質は二日酔いに大変効果があり、高血圧による血栓予防が期待されるルチン、またビタミン、ミネラルも多量に含まれています。

 お酒は飲み過ぎれば高血圧や動脈硬化、肝硬変など有り難くない恩恵を被りますが、そばに含まれるルチンは高血圧や動脈硬化を予防し、ナイアシンやたんぱく質は胃壁を守り、ビタミンB群のひとつコリンは肝臓に脂肪がたまるのを防いでくれると言われています。

 

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