一昨日(11月25日)特別養護老人ホーム「和楽荘」の落成式が10時30分よりありました。
和楽荘は昭和55年に開設した特別養護老人ホームで36年続いた建物が手狭になり耐震も出来ていないと言う事で新築されました。
和楽荘の命名は、前理事長伊藤稲造宅の玄関に掲げられている額の字「和楽堂」に由来しています。
頼山陽の師でもある菅茶山という儒学者と親交があった伊藤家は、多くの人が和気あいあいと集まる家だったことから「和楽堂」と呼ばれていたそうです。
昭和55年、和楽荘設立の折に「和楽荘」と命名しました。
そして、昭和62年、同敷地内からラドンを大量に含んだ温泉水(県下でも有数のラドン含有量53.1マッヘ)が噴出し、利用者に対し入浴等にこの温泉水が使われているのも特徴です。
新築された和楽荘は旧和楽荘のすぐ下に地上5階建てのビルとなりました。
1F
訪問介護(ヘルパー派遣)・居宅介護センター
在宅で生活している高齢者の様々な要望や相談等
2F
通所介護(デイサービス)
より快適な毎日を送れるよう機能回復訓練・趣味活動等
3F
撫子(なでしこ)10床・浅葱(あさぎ)10床
3~5階はユニットごとに日本から昔からある色にちなんだ名前が付けてあります。
4F
山吹(やまぶき)10床・萌黄(もえぎ)10床
5F
紫苑(しおん)10床・東雲(しののめ)10床
浴室はラドン温泉です。
新築の和楽荘
落成式