師走

 今日(12月1日)から師走です。1年が早く感じます。年ですかね?
 師走の師とは誰の事を指しのでしょう。漢和辞典では次のように書いてあります。

◇人を先導又は指導する立場の人。かしら。リーダー。
◇特別な資格や技能、学問を持つ人。

師走の俗説が色々あります。面白いので掲載しました。
・年末で日ごろ落ちついている学校の先生も忙しくて走りまわる月だと言うところからきたという説。

・仏教用語で12月は、「師馳(は)せ月」(しはせづき)なのだそうです。
 昔は正月も盆と同じように祖先の霊をともらう月でした。お経をあげるため、お坊さん(=法師とか導師と言うでしょう)があちこちの家々を忙しく走りまわったのが語源だと言う説。

・「十二月(シハス)には 沫雪降ると 知らねかも 梅の花咲く含めらずして」と万葉集巻第九~一六四八にあり、また、「十有二月(シハス)」と日本書紀にあります。万葉・記紀時代では数字で書いて「シハス」と読んでいた。後世に「師走」の当て字がされたという説。

・12月は1年の終わりの月であるので、総仕舞の意味の 「仕極(しは)つ」が語源だという説。

・為すことが終わるという意味で、もともと 「為果つ月(しはつつき)」であり、1年の物事を為し終えるという意味が語源になったという説。

・「歳が果てる」といった、年が終わるという意味の「としはつるつき」がなまった言葉だという説。

・四時(春夏秋冬)が果てるという意味で、「しはつづき」がなまって「しわす」になったという説。
   (インターネット「知恵の雫」引用)

この説が強いようです。

 

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