今日(1月7日)で「松の内」が明けます。
昔の人達は、お正月になると「歳神様」という神様が家にやってきて、その年の家族の健康を守ってくれると信じていました。
初日の出と共に、歳神様は家に来ます。
「松の内」の期間が終わると、お正月飾りを外し、「どんど焼き」「とんど」という行事でお正月飾りを焼き、炎と共に年神様を見送ります。お正月から松の内の期間中は、歳神様が家にいると考えられています。
関東と関西では「松の内」の期間が違うとされています。
●関東の「松の内」→12月13日~1月7日まで
●関西の「松の内」→12月13日~1月15日まで
松の内の期間は、
●門松・松飾りを飾る!
●しめ縄を飾る!
●鏡餅を飾る!
これらは全て、歳神様をおもてなしためだそうです。十分におもてなしをすると、歳神様がその年一年間守ってくださると言われています。
関東と関西で「松の内」の日が違うのには、理由があるそうです。徳川家光が4月20日に亡くなった事により、関東では20日という日を嫌うようになりました。
そのため、関東の「松の内」は1月15日→7日、「鏡開き」も1月20日→11日と繰り上がたといわれています。関西では幕府の影響を受けなかったので、昔と変わらず1月15日までを「松の内」とする地域が多いといわれています。
関東と関西で「松の内」の期間が違うことから、鏡開きの日も違います。
●関東の「鏡開き」→1月11日
●関西の「鏡開き」→1月20日
広島では関東と同じ期間のような気がします。