昨日(2月3日)10時AMより札幌市役所を視察し、「創造都市さっぽろ」についての説明を受けました。
創造都市(Creative City)
グローバリゼーションと知識情報経済化が急速に進展した21世紀初頭にふさわしい都市のあり方の一つであり、文化芸術と産業経済との創造性に富んだ都市です。
産業空洞化と地域の荒廃に悩む欧米の都市では、1985年に始まる「欧州文化都市」事業など「芸術文化の創造性を活かした都市再生の試み」が成功を収めて以来、世界中で多数の都市において行政、芸術家や文化団体、企業、大学、住民などの連携のもとに進められています。
ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)も、文化の多様性を保持するとともに、世界各地の文化産業が潜在的に有している可能性を都市間の戦略的連携により最大限に発揮させるための枠組みとして、2004年より「創造都市ネットワーク」事業を開始し、7つの分野で創造都市を認定、相互の交流を推し進めています。
登録分野は、「文学」、「映画」、「音楽」、「クラフト&フォークアート」、「デザイン」、「メディアアーツ」、「ガストロノミー(食分野)」があります。
加盟都市は、全69都市で日本では、神戸市(デザイン)、名古屋市(デザイン)、金沢市(工芸)、札幌市(メディアアート)、鶴岡市(食文化)、浜松市(音楽)、篠山市(工芸)の7都市が認定を受けており、他にも多くの都市が認定に向けて活動を行っています。
札幌市は今年、その一環として札幌国際芸術祭2017(SIAF2017)を8月6日(日)-2017年10月1日(日)まで開催されます。
札幌市役所議員応接室
札幌市役所16階から(50年振りの大雪だそうです)