49日法要

 昨日(2月18日)親戚で49日法要がありました。その法要でのお寺さんの話が面白かったので紹介します。(色んなお坊さんから話を聞きますが、良い話だなと思う事はあまりありません。しかし、昨日のお坊さんは解り易い言葉で、色んな例を引いて話されました。さすがだなと思いましたが、少し長かったのが残念)
・当たり前は無い
 (生きていることが当たり前だと思ってはいけない。次の瞬間には死んでいるかもしれない)(朝起きて当たり前だと思うのではなく、ああ今朝も生きている有りがたいと思え)

・節分は私の寺ではしない
 (鬼は外、福は内、これは自分本位過ぎないか。鬼はあなた自身に中に居ます)

・六曜日は戦いの進め方で、現在のような使い方はしなかった
 六曜は中国で生まれたとされる。三国志で有名な諸葛孔明が、戦いのときに吉凶の日を知るために利用したことに端を発していると言う説が有ります。

(結婚式や葬儀に六曜日を気にすることは無い)

 明治時代には政府が六曜は迷信だとして、これを一切禁止した過去があります。
 しかしその後、六曜は必要という世論を受け、結局は完全に廃止されることはなく、現在に至っています。

・先勝(せんしょう/せんがち):午前が良く、午後は悪い。
・友引(ともびき):正午のみが凶
・先負(せんぷ/さきまけ):午前が悪く、午後が良い。
・仏滅(ぶつめつ):一日中、最凶の日
・大安(たいあん):一日中良い日
・赤口(しゃっく/しゃっこう):昼だけが吉、朝夕は凶で災いに出会いやすい。

 

 各六曜には、固有の吉凶・運勢が定められている。勝負事に関する内容が多く、「縁起を担ぐ」ことから、元々は賭場の遊び人や勝負師などの間で用いられ出したものではないかと考えられています。このため、公営競技の予想紙には、現在でも日付欄とともに掲載されています。

六曜は先勝→友引→先負→仏滅→大安→赤口の順で繰り返す
先勝
 「先んずれば即ち勝つ」の意味。
友引
 かつては「勝負なき日と知るべし」といわれ、勝負事で何事も引き分けになる日
先負
 「先んずれば即ち負ける」の意味。
仏滅
 「仏も滅するような大凶日」の意味。元は「空亡」「虚亡」と言っていたが、これを全てが虚しいと解釈して「物滅」と呼ぶようになりまた『物滅』として「物が一旦滅び、新たに物事が始まる」とされ、「大安」よりも物事を始めるには良い日との解釈もある。
大安
 「大いに安し」の意味。六曜の中で最も吉の日とされる。何事においても吉、成功しないことはない日とされている。
赤口
 陰陽道の「赤舌日」という凶日に由来する。六曜の中では唯一名称が変わっていません。
 この日は「赤」という字が付くため、火の元、刃物に気をつける。つまり「死」を連想されるものに注意する日とされる。

 

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