農事組合法人 定期総会

 昨日(2月25日)農事組合法人の定期総会が2ヶ所でありました。

 

「農事組合法人よしやま」
 平成17年6月の設立で、今年度13年目を迎えました。広島市の農事組合法人第1号です。現在の組合員数は83名で、 広島市中心部より車で約30分(広島高速4号線使用時)に位置する都市近郊農業地帯です。緑豊かな自然環境のもとで、よしやま米(エコファーマ米・・こしひかり・ひのひかり)、九重もちの生産と各種新鮮野菜の生産を通じて消費者の皆様に食文化の「安全と安心」を届けています。
 また、佐伯区に出来たアグリフーズ広島の給食用のお米・野菜栽培も行う予定です。

都市住民との交流活動
 広島市主催の「ふれあい農業教室」、ふれあい農業教室を経験された方対象の農業体験教室・ファンクラブ活動・海外援助米生産事業・新入社員研修(オタフクソース)を実施しています。

 昨年は米作は豊作で増収となり、しかし、野菜は天候不順で不作で減収となったと報告がありました。全体的な収支は黒字で好調な経営を保っています。

戸山の郷中王(とやまのさとちゅうおう)
 2010年2月に生まれた農事組合法人です。戸山での農事組合法人としては3番目に結成されました。(上吉山・下吉山・中王)

 総会では昨年は米作は豊作で増収・野菜は天候不順で不作で減収・加工品販売を女性陣の頑張で好調との報告が有り、収支は黒字と好調な経営であると報告をされました。
 特にこの組合では農業の6次産業化に取り組んで成果を出されています。

六次産業
 農業や水産業などの第一次産業が食品加工・流通販売にも業務展開している経営形態を表す、農業経済学者の今村奈良臣が提唱した造語。また、このような経営の多角化を6次産業化と呼ぶ。

1次産業と2次産業と3次産業を足すと6次産業になる。
 産業分類で言うと、1次産業は農林水産業、2次産業は製造業、建設業、工業など、3次産業は小売業やサービス業を指している。
 これを足すということはどういうことかというと、農家などの生産者が作ったものを自ら製品に加工し、販売まで行うということです。

生産(1次産業)・加工(2次産業)・流通販売(3次産業)を一体化した農林漁業の新たな展開です。

 

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