昨日(3月27日)10時30分より日本郵便株式会社 「広島郵便局」開局披露式典が開かれました。
場所は広島市佐伯区石内東2丁目(西風新都「グリーフォートそらの」)です。地上4階建ての大きな建物で主な業務は広島県西部(郵便番号上2桁が73の地域)の郵便・ゆうパック区分業務で、ここで仕分けをして集配郵便局に届けます。(※一般顧客向けの窓口及びATMは設置しない。)今までこの業務は国泰寺の広島中央郵便局で行っていました。中国地方では山口に続いて二つ目だそうです。営業開始は4月10日です。
郵便局ネットワークは、各県に複数の拠点を鉄道郵便網を中心に作っていました。現在のトラック輸送には利用しづらい中心部や駅の近くに作られており、トラック輸送には不便な場所が多いという実態になっていました。鉄道輸送主体は昭和の最後の頃に変更され、それ以降の拠点局建て替えでは駅前から高速道路に近い場所に移転等がされています。
平成に入り、郵政省は公社化され民間企業となり、荷物(ゆうメール・ゆうパケット・ゆうパック)の拡大をしています。そのためには今までより、効率化のため大規模施設を高速道路沿いに建築し、1県に複数の拠点を減らして、狭い県なら複数の県で1つの拠点してきています。
拠点の局では「物流作業業務の受託」「内務作業の集中処理」などが追加されています。
主催者挨拶(日本郵便(株)常務執行役員 宮崎良治
開局記念テープカット