昨日(4月17日)は、大変荒れ模様の天気で大雨警報が出ました。安佐南区安佐北区では避難勧告も出ました。幸い今の所、被害の報告は来ていません。
何でこの時期に台風並みの低気圧が出来て大荒れの天気になるかと調べてみました。「メイストーム」と言う気象用語がありました。4月ですがこの現象が起こったのではないでしょうか。
メイストーム
5月に現れて急激に発達する低気圧のことであり、広い範囲で天気が急激に変わり、荒れた天気となります。また、強い風や高波、大雨をもたらし、各地で被害をもたらす恐れがあります。メイストームによって最も被害がもたらされた例は、1954年5月9日~10日にかけて北海道東方海上で発達した低気圧によるものです。これにより、死者・行方不明者合わせて、400人弱という大海難事故が起きました。
なぜこの次期にメイストームが発生するのか?それは、図1を見ると、南側からの暖気と北側からの寒気がぶつかりあっています。この次期はちょうど初夏の暖気と冬の寒気がぶつかりあい、空気の温度差がとても大きくなります。このため日本海や北日本に存在する低気圧が急激に発達するため、メイストームが発生しやすいのです。
(インターネット記事引用)