待機児童について

 一昨日(6月5日)こども未来局保育指導課より、待機児童の現状について情報提供がありました。次の通りです。

 平成29年4月1日現在の保育園等入園待機児童の状況について
平成29年4月1日現在の待機児童数について
 平成29年4月1日現在の保育園等入園申込児童数は、就学前児童数が年々減少している中、昨年度に比べ735人増の26,835人で過去最多となったが、保育園等定員を増加させたことなどにより、昨年度に比べ694人増の26,207人の児童が入園できた。
 待機児童数は、昨年4月の待機児童が多かった安佐南区や西区を中心に、保育園の分園整備や小規模保育事業所新設など、即効性のある手法を集中的に講じたこと等により、昨年度に比べ68人減の93人となったが、ゼロとはならなかった。

※ 就学前児童数は前年度の3月31日現在、それ以外の項目は当該年度の4月1日現在である。
※ 待機児童数とは、国の定義に基づき、入園希望児童数のうち、他に入園可能な保育園等があるが特定の保育園等を希望するなどの理由により入園していない児童を除いた児童数である。なお、国が定義を変更したことに伴い、平成29年度からは、保護者が育児休業中の場合も待機児童数に含めている。(旧定義による待機児童数は88名である。)

待機児童解消に向けた取組について
 本市における、ハード・ソフト両面からの総合的な取組が効果を発揮することは明らかになったものの、待機児童数はゼロとならなかった。
 このため、今後は、保育サービスアドバイザーによる情報提供など、受入枠を効率的に活用するためのソフト事業を引き続き実施するとともに、地区ごとの保育需要の伸びを踏まえつつ、29年4月の入園申込状況を加味した推計を行うことで、更に推計の精度を高め、保育園の分園整備や小規模保育事業所の新設など、即効性のある手法でハード整備を加速させることにより、30年4月の待機児童解消を目指すこととする。
 また、安定的な保育士確保を図るため、私立保育園の合同就職説明会等の取組を引き続き実施するとともに、更なる保育士の処遇改善を図る。

 

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