広島市のATL

 先日、ATL(英語指導助手)について書きましたが、広島市のATLについては次のようになっています。

 

広島市の中学校・高等学校における英語指導助手(ALT)配置状況について
1 中学校へのALTの配置状況
 ・従前は、生徒が直接生きた英語を学ぶことを目的としてALTを配置し、英語教育の充

  実を図ってきた。
  ・平成22年度から英語教員の英語運用能力と英語による指導力の向上を目的として、そ

  れまでのALTの配置を廃止して、英語教員海外派遣研修を実施した。
  ・74名の英語教員を海外へ派遣し、英語運用能力について一定の成果があったことか

  ら、平成27年度をもって海外派遣研修を終了した。
  ・平成28年度から英語教員とALTの合同授業により、生徒が主体的に英語による言語

  活動を行い直接生きた英語を学ぶことができる授業を展開するため、中学校において

  ALTの配置を再開した。

 

(参考)小学校においては、英語の音声に慣れ親しむことを目的として、英語に堪能な英語アシスタント(AIE)を各校に毎週1回配置するとともに、ALTを年間10回程度配置している。

2 高等学校へのALTの配置状況
  高等学校においては、英語教員の高い専門性を生かして、生徒たちが中学校までに身に付けてきた基礎的な知識・技能を確実に定着させ、それらを活用させる学習を効果的に行っていくため、各高等学校に1名のALTを配置している。

 

3 過去5年間のALTの配置状況

 

平成25年度

平成26年度

平成27年度

平成28年度

平成29年度

中学校

8名(18校)

8名(18校)

高等学校

10名(8校)

7名(8校)

8名(8校)

6名(8校)

6名(8校)

中等教育学校

1校

1校

1校

1校

予算額(千円)

27,000千円

27,768千円

27,768千円

64,792千円

64,778千円

 

   *平成29年度ALT配置校

 〇中学校

       二葉、温品、吉島、戸坂、大州、段原、楠那、中広、観音、己斐、安佐南、

長束、高陽、日浦、亀崎、阿戸、五日市南、三和

             〇高等学校

        基町、舟入、広島商業、広島工業、大手町商業、安佐北、沼田、美鈴が丘

     *舟入高校においては、2名のALTを配置している。

     〇中等教育学校

      広島中等教育

 

4 今後の予定

  〇 市立中学校では、ALT活用研究校の実践研究の成果等を踏まえ、平成32年度まで に全市立中学校にALTを配置する予定にしている。

  〇 市立高等学校では、引き続き、各高等学校及び中等教育学校に1名のALTを配置す る予定にしている。

 

 

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