梅雨明け

 昨日(7月1日)は日本で一番高い山、富士山の山開きでした。各地の海水浴場も海開きを行いました。いよいよ梅雨も明けて夏となる月となりました。現在梅雨の真っ只中ですが、いつ明けるんでしょうか。梅雨明けについて調べてみました。

中国地方の梅雨に関する記録
平年の梅雨入り   最も早い梅雨入り      最も遅い梅雨入り
6月7日ごろ    5月8日ごろ(1963年) 6月24日ごろ(1968年)

平年の梅雨明け   最も早い梅雨明け      最も遅い梅雨明け
7月21日ごろ  7月3日ごろ(1978年) 8月3日ごろ(1998年)

(注意)1993年と2009年は梅雨明けを特定していませんので、これを除いた記録です。
       平年:平年値(1981年~2010年)
 過去のデータを元に考えてみると、今年2017年の梅雨明けは7月10日頃~7月20日頃が有力ではないかと予想しています。

山開き・海開き
 日本の伝統的な宗教である神道は多神教です。神道では神や女神が様々なものに宿ると信じられています。たとえば、日本人は神や女神が高い山に宿ると信じてきました。人々は高い山々を崇拝し、山の神々を恐れ敬い、山に登ることを禁じていました。
 ただし、一定の期間、山に入ることを許し、その期間の始まりを「山開き」と呼んでいました。しかし、今日では、山開きは一般的に、夏の登山シーズンの幕開けを意味します。6月から7月にかけ、地域住民や登山者が山開きの式典のために高い山々の麓に集まります。彼らは登山シーズンの始まりを祝い、安全な登山を山の神に祈ります。
 日本で一番高い山、富士山では、毎年7月1日に山開きの行事が行われます。また、7月には日本中の海岸で、地域の人や海水浴客が集まり、海水浴シーズンの始まりを祝います。これは海開きと呼ばれます。
 これは必ずしも神道による海岸や海の信仰に基づいているわけではありません。しかし、山開きと同様に、人々は海水浴シーズンの始まりを祝い、海岸における海水浴客の安全を祈ります。山開きも海開きも日本人に夏の訪れを告げてくれます。

 

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