上に置いているのはキューイです。大きさを比べて下さい。
今年のじゃがいもを収穫しました。今年は、広島県のじゃがいもの生産地「安芸津」でも作っているという事と、小さな芋を種芋とし年2回収穫できると言う特徴を持っている「出島」と言う種類にしています。玉は大きく味も中々です。
●デジマ(出島)
昭和37年(1962)に北海道農業試験場において、大いもで多収の良食味母本系統「北海31号」を母、大粒で春秋とも多収性の「ウンゼン」を父として交配、採種を行ったものを、翌々年春作に長崎県総合農林センター愛野馬鈴薯センターにおいて実生養成を行い、以降選抜を重ねてきたものです。昭和45年(1970)春に西海13号の地方番号を付け、諸特性について試験を行った結果、昭和46年(1971)に「ばれいしょ農林19号」として登録され、江戸時代に外国への窓口であった長崎の出島にちなんで「デジマ」と命名されました。
春秋2回栽培され、5月と12月に出荷されますが、秋作の方が丸くておいしいです。白黄色の皮は滑らかで外観がよく、肉色は黄白です。肉質はやや粉質でみずみずしく、少し煮くずれすることもありますが、食味は良好で、煮ものやサラダ、揚げものなどにむいています。肉じゃがや煮物、みそ汁の実、揚げジャガに適します。秋作では澱粉価が比較的高く、ポテトチップ、ポテトサラダ、粉ふきいもにも合います。