雑学 線香花火

 昨日(7月18日)テレビで花火について話していました。その中で線香花火についての解説をしていました。
線香花火の4変化(4現象)

牡丹
点火して最初の現象です。 真ん中の大きな丸い玉も「牡丹」のよう。短い火花が重なり合い、「牡丹」といわれる所以です。

松葉
 線香花火の一番激しく、そして美しいとき。広く飛び散る様は、まるで「松葉」のよう。
 明るく輝いています。


 次に、柳。火花がしな垂れるように、下に伸びます。風に舞うかのように自然に身をまかせるかのように描いた孤が趣を醸し出します。

ちり菊
 最後は、ちり菊、 菊の花びらが咲いては散って咲いては散ってを繰り返し、線香花火の物語の終焉です。

線香花火を長持ちさせる方法
 長持ちさせる秘密。それは、先端の部分にあります。先端には火薬が詰まって、少し膨らんだ部分があります。(その部分を「玉」と呼びます。)
 その玉の部分のすぐ上。少しくびれた部分をほんの少し、ひねってください。締めるイメージです!それで、随分と持ちが変わってきます。

「線香花火」には「すぼて」と「長手」があります。
「すぼて」は、手に持つ部分が、藁(わら)でできており、先頭の火薬部分は黒色をしてます。一方、「長手」は、全体が紙でできており、「こより」のような感じです。 
 一般に「すぼて」は西日本で多く使用され、逆に「長手」は東日本で使用されているようです。

 

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