今日(10月22日)は、第48回衆議院議員選挙の投票日です。あいにく台風が日本列島に迫っています。
この台風は超大型で強さは非常に強い台風です。( 中心気圧:925hPa ・最大風速:中心付近で50m/s)
強さの階級分け |
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階級 |
最大風速 |
強い |
33m/s(64ノット)以上~44m/s(85ノット)未満 |
非常に強い |
44m/s(85ノット)以上~54m/s(105ノット)未満 |
猛烈な |
54m/s(105ノット)以上 |
大きさの階級分け |
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階級 |
風速15m/s以上の半径 |
大型(大きい) |
500km以上~800km未満 |
超大型(非常に大きい) |
800km以上 |
10月なのに台風は発達したのでしょう?
海の水温にあります。 沖縄の南では水温が29度もあり、平年と比べ1度から2度高くなっています。高気圧に覆われて、晴天が長く続いたことが原因です。
さらに、最近は台風の発達に海面水温だけでなく、海の中の水温が深く関係していることがわかってきました
台風の強い風により、海水が大きくかき回され、海の中の冷たい水が湧き上がってきます。すると、これまで暖かかった海面は冷えてしまい、台風の発達にブレーキがかかります。台風は一般に海面水温が26度以下の海域に進むと発達が止まります。
でも、海の中まで水温が高ければ、多少かき回されても海面は冷えません。海面から水温が26度になる深さまでの熱量を「海洋貯熱量」といい、台風の強度予報に生かす研究が進められています。
実際、台風21号が北上している海域の水深50メートルの水温は28度くらい、10月といっても海では台風が発達しやすい条件がそろっているのです。