昨日(10月27日)は大阪に1泊してJR福知山線で三田駅で神戸鉄道に乗り換え道場南口駅に行き、そこからタクシーで、道の駅「神戸フルーツ・フラワーパーク大沢」に行きました。
道の駅「神戸フルーツ・フラワーパーク大沢」
政令指定都市で初めての国土交通大臣認定の「道の駅」として認定されました。
神戸市産業振興局農水産課の林課長・盛田係長・松本農産園芸係と一般社団法人 神戸活性化支援機構 高山専務理事から説明・案内をいただきました。また、坊神戸市議会議員の同伴もいただきました。
この施設は「神戸フルーツ・フラワーパーク」をリニュウアルして整備されました。
リニューアルの経緯
・本パークは、平成5年の開園から20年余が経過し、老朽化による改修時期を迎えてい
た。
・そのため、平成24年度に有識者による活性化検討委員会を開催し、今後のパークが果た
すべき役割や機能、公共負担のあり方などを検討。
・入園者はオープン直後の勢いはなくすでに減少傾向にあったため、方向の結論は、
「パークを農業振興拠点施設として再編し、ホテル棟の改修などこれ以上の投資を行わ
ず、民間事業者に売却する」ということに決定。
・平成26年4月よりホテル棟を民間事業者に売却。ホテル棟以外は農業振興施設として再
編。
農業振興施設としての展開
・これまで実施してきた市内農家へのイチゴ苗の供給や、果樹園の管理等は継続。
・新たな事業として、施設改修を伴う研究事業については、民間事業者やJA等農業団体
との協働により平成26~27年度に整備し、順次実証事業をスタート。
・腎臓病患者でも食べられる「低カリウムレタス」、市内洋菓子店等からニーズがある
「夏イチゴ」の生産実証事業を植物工場にて実施。
・環境制御装置を備えた温室に温度や湿度などのセンサーを設置し、そのデータを利活用
するイチゴ栽培や、出荷が少ない時期の野菜や花きの育苗、熱帯果樹の苗木の育成試験
などを実施。
・また、通常の温室より軒高が高く、面積が3,500平方メートルもある、最先端園芸施設
では、今後の経営モデルとなる最先端技術を駆使した大規模園芸栽培の実証を行うほ
か、神戸市内の農家や新規就農者等を対象とした研修を実施。
・さらに、市民が参画する農業サポーター育成事業や、市内産花壇苗を使った市民花壇交
流事業、神戸農業の情報発信事業などにも取り組む。
直産市(収穫祭イベント中でした)
民間業者により3つの建物(FARM CIRCUS)が建てられ、地産地消をコンセプトに地元の農業者が直産市やレストランを経営していました。