昨日(11月15日)は七五三の日です。孫が11月21日で5歳になります。七五三の歳です。
七五三
子供の成長を祝い、これからの健康を願う日本の伝統的な行事です。昔からの習わしでは、数え年で、男の子は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳でお祝いをします。
七五三は、もともと関東圏でのみで行われる地方風俗でした。昔は乳幼児の死亡率が高かったため、7歳になるまでは、子供の成長を願う儀式がいくつも行われていました。七五三もその儀式の一つで、公家や武家で行われていたものが、一般に広まっていきました。
現在の七五三では、住んでいる地域や各家庭で違いはあるものの、近所の神社や有名な神社に出向いて、参拝や祈祷をします。また、現在は満年齢が一般的です。昔は生まれた年を一歳として計算する「数え年」で行われていましたが、現在は生まれた翌年の誕生日を一歳とする「満年齢」で行われます。
千歳飴
「親が子供に長寿の願い」をかけて千歳飴を買います。
粘り強く細く長い形状で、縁起の良い紅白の飴となっています。昔は今のように子供の生存率が高くはなかったので、「無事に育って長生きをして欲しい」といった願いが込められています。
千歳飴は、直径15mm位、長さ1m以内と決められています。