毎朝、散歩の途中で開脚スクワットをしています。そのスクワットが自律神経調整にも良いと言う本を「順天堂大学医学部教授。日本体育協会公認スポーツドクター小林弘幸教授」が出しています。
【自律神経の名医・小林弘幸教授の新刊『死ぬまで歩くにはスクワットだけすればいい』】
■小林 弘幸
1960年埼玉県生まれ。順天堂大学医学部教授。日本体育協会公認スポーツドクター。自律神経研究の第一人者として、プロスポーツ選手、アーティスト、文化人へのパフォーマンス向上指導にかかわる。『なぜ、「これ」は健康にいいのか? 』『「これ」だけ意識すればきれいになる。自律神経美人をつくる126の習慣』『自律神経を整える「あきらめる」健康法』など、著書多数。
ミトコンドリアは、人体を構成する全細胞の中にある小器官のひとつで、体を動かすエネルギーであるATP(人間が生きていくために使える唯一のエネルギー)を作っている、とても大事なものです。
ミトコンドリア
細胞の中に含まれ、有機物質からエネルギーを取り出す働きをし、独自のDNAをもつ、小器官。
ミトコンドリアの量が不足すると、エネルギーの供給量が不充分になり、体全体の機能が衰えます。つまり、老化が進みます。老化が進むメカニズムはこうです。
ミトコンドリアの量が減る
↓
体が利用できるエネルギー量が減る
↓
呼吸や体温調節など、命に関わることにエネルギーが優先して使われる
↓
それ以外の部分(脳や内臓)の働きが衰える
↓
老化が進む(疲れやすくなったり、肌が荒れたりする)
ミトコンドリアは、年齢とともに減少します。老化を防ぎ、若々しい体を保つためには、ミトコンドリアを増やすことが大切です。そして実は、ミトコンドリアは増やすことが可能です。
方法は主に2つ。
(1) 時々寒さや空腹を感じて、細胞がエネルギーを作るのをサボらないようにする
(2) 筋肉細胞を増やす
(2)については、スクワットを行うことで対応が可能なのです。ミトコンドリアは自律神経のバランスが崩れていると傷ついてしまい、働きが衰えます。ですから、筋肉細胞を増やすとしても、ハードな運動はNG。ゆっくり呼吸をして、自律神経を整えながら行えるスクワットこそが最適なのです。
(Yahooニュース引用)