落語の起源

 昨日(11月29日)は、朝早く出かけたのでブログが書けませんでした。
 今朝のNHK朝ドラで落語家の起源はお坊さんが面白い話を始めたのが起源だと言っていました。
 調べてみました。

落語の起源
 一説によると落語の始まりは江戸時代初期の京都。
 新京極「誓願寺」に赴任した「安楽庵策伝」という浄土宗の僧侶は、笑いを取り入れた説法が得意でした。のちに笑い話や落とし噺をまとめた「醒睡笑」(1623年)を手掛けたことから、「落語の祖」と言われています。

噺家の誕生
京都で
 江戸時代初期、京都北野天満宮や四条河原で小噺など面白話で人気を博した「露の五郎兵衛」が、最初の噺家と言われています。

大阪で
 少しあと大坂生國魂神社で「米沢彦八」が現れ活躍、今も有名な「寿限無」の元は彦八が作ったとされています。

江戸で
 同じ頃江戸では、大坂から移った「鹿野武左衛門」が登場し、江戸落語の祖と言われています。
 ほとんど同じ時期に落語は誕生し、三都で発展していきます。

上方落語と江戸落語の違い
 言葉の違いだけでなく、同じ噺でもタイトルや演じ方の違うものがあります。例えば「時そば」は上方では「時うどん」、「酢豆腐」は上方では「ちりとてちん」など。

 道具では、扇子と手ぬぐいだけの江戸落語に対し、上方落語では見台・膝隠しが置かれ、小拍子という小さな拍子木で見台を叩いて拍子を取りながら話を進めます。
 座敷でやりやすい環境で広まった江戸落語と違い、上方落語は社寺の境内や河原など野天の辻噺が発祥。雑然とした屋外で鳴り物でまず注目を集め、人を引き付ける必要があり、その名残だと言われています。

落語家の身分
 真打ち制度と呼ばれる格付けシステムがあり、見習い・前座・二つ目・真打(しんうち)という4つの階級があります。見習いからスタートし真打を目指します。

 二つ目でようやく落語家として一人前と認められ、これまでしてきた師匠宅や寄席での雑用から解放されます。
  (Latte/Column HP引用)

 

サイト内検索

 

キーワードを入れることで、サイト内記事が検索できます。