昨日(12月22日)13時より「平和推進・安心社会づくり対策特別委員会」主催の講演会が開催されました。
テーマ
少子化対策として必要なことは何か
-出生率回復のための複合的なアプローチー
講師
中京大学 現代社会学部 博士(社会学) 松田 茂樹教授
学歴ー慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学、博士(社会学)
所属学会・団体ー日本社会学会、日本家族社会学会、日本人口学会
PROFILE
家族社会学を専門とし、少子化対策や子育て支援などを研究しています。本学に来る前は、東京のシンクタンクで研究に従事していました。家族は妻と子ども3人。私自身は東京都出身ですが、妻が愛知県出身のため、以前から愛知県の文化にはふれてきました。いわゆる名古屋飯は大好きです。(松田教授HP引用)
地方自治体として少子化進行にどのように対策を打てるか。
一番大きな理由は未婚化の進行です。
社会的・経済的環境をいかに整えるかが課題です。と言う話をデーターを元に話されました。
一番印象に残っているのは、「0歳児1歳児は保育園ではなく各家庭で育てることが、子どもの成長の上から非常に大事と考える」「そのための産休・育休をしっかり手当てすることが大事」「特に都会に多いい待機児童は0歳児・1歳児がほとんどです」「その対策にもなる」
という事でした。
やはり北欧・ヨーロッパの育児対策について考察すると、高福祉・高負担という言葉が当てはまり日本社会がこの事をどのように考えるかが大事なポイントです。
私も同じことを考えています。政府の委員会等へ出席している先生が同じ考え方に安心しました。