昨日(1月12日)の朝の外気温が-5℃でした。この冬の最低気温を記録しました。毎日寒い日が続いています。
新潟県や北陸、北海道にかけての地域が11日から大雪に見舞われています。短時間に平年の3倍から10倍以上の積雪が記録されたおかげで、交通機関に大きな乱れが出ています。急な大雪は上空の強い寒気と強い冬型の気圧配置の影響によるものです。
新潟県 三条市のJR信越線で乗客約430人が乗った電車が雪のため立ち往生、11日午後7時ごろから閉じ込められ一部の乗客は線路伝いに避難しました。列車は12日午前10時半ごろに運転再開していまた。
新潟では断続的に寒気が流入したこともあり、24時間の降雪量が80㎝も達する大雪となりました。1月12日16時現在の24時間降雪量ですが、北海道を抑えて北陸地方が軒並み上位にランクインしています。ちなみ新潟市でも平年のおよそ11倍となる、積雪78cmを観測しています。
今回の大雪をもたらせたのは、JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)と言われる現象が関係しています。
先日、JPCZについては書きましたが、北朝鮮の白頭山等に大陸からの寒気が当たり二つに分かれ日本海でまた一つになり北陸地方に雲の塊りとなり雪を降らすと言う気象現象です。
8,20の広島豪雨災害では「線状降雨帯」の雲が大雨を降らしました。この雪バージョンのようです。