昨日(2月24日)農事組合法人の通常総会が2ヶ所で開催されました。
農事組合法人よしやま(広島市第1号の法人)
10時より吉山集会所で開会され、平成29年度の事業報告・貸借対照表・損益計算書・剰余金処分案の報告が行われ、原案通り承認されました。
平成17年6月に設立し、今年度13年目を迎えました。現在の組合員数は83名です。
広島市中心部より車で約30分(広島高速4号線使用時)に位置する場所で、緑豊かな自然環境のもとで、よしやま米(エコファーマ米・・こしひかり・ひのひかり)、九重もちの生産と各種新鮮野菜の生産しています。平成29年度は、米、野菜共に収量増となり売上高は増収、生産原価比較では平成28年度より増加となり、原価率は低下し利益を計上することが出来たと報告がありました。
また、都市住民との交流活動事業を行っています。
・広島市主催の「ふれあい農業教室」、
・ふれあい農業教室を経験された方対象の「農業体験教室」、
・「よしやまファンクラブ活動」
・新入社員研修(オタフクソース)
・上吉山ファミリー農園
・海外援助米事業(リマ共和国)
農事組合法人 戸山の郷中王
14時より戸山公民館で開催され、活発な議論が有り終了まで約2時間30分かかりました。
穀類は計画以上の収量、野菜は天候不順や病害虫の影響で、計画未達成のものもありましたが、果樹等は計画以上の収量となり、加工品を含めて総合的には売り上げ目標を達成しました。と報告が有り原案通り承認されました。
この法人の特徴は加工品の販売に取り組んでおられ、女性陣の活躍が大きいとの報告もありました。(ジャム、お菓子等)
両法人とも、本年度より、生産調整(減反政策)と米の直接支払制度が廃止され減収になる対策を取らなければならなく、米の更なるブランド化と、野菜の販路拡大を図り、
担い手の育成と機械化による省力化、コスト削減等を目指さなければならないとの危機感を持っての運営となると言っておられました。