一昨日(4月24日)議長名で5月1日より10月一杯、「クールビズ」とするという通達がありました。市役所も同様だそうです。議会は本会議のみネクタイ着用となります。
日本でクールビズが導入された背景とは
クールビズとは、2005年の夏の環境対策の一環として政府主導で進められた行動の一環です。
スーパークールビズとは
当初クールビズの適用期間は6月から9月中旬でした。しかし年々の気温上昇により適用期間の見直しが必要ではないかという声がありました。
そこで適用期間の見直し後に改めて導入されたクールビズを「スーパークールビズ」と呼びます。ここでのポイントとして、スーパークールビズは適応期間が長くなっただけではないということです。男性の場合は、企業によっては今まで禁止されていたポロシャツやアロハシャツなども着用許可がされました。さらに通気性の悪い革靴から運動靴の使用も認める企業も出てきました。
環境省が推進するクールビズ
①冷房温度を平均28度に設定すること
これは、労働基準法に建築物における衛生的環境の確保に関する法律施行令及び労働安
全衛生法の事務所衛生基準規則において定められた室温の範囲によるものです。
一般的に、従業員の健康を考えて17度以上28度未満が最適な温度として規定されて いるのでこの温度設定になっています。
②環境に優しい対策を考えること
そのまま28度設定にすると、26度に慣れ切っていた体には熱く感じてしまいます。 そこで28度でも快適に過ごせるような、環境に負担のない対策を考えるよう推進して います。
例えば窓には熱を遮断するフィルム張り付けたり、それでも熱された窓の熱を室内に入 れないためにカーテンやブラインドを取り付けます。太陽の熱を室内に入れてしまう外 壁の温度を遮断するためにグリーンカーテンや特殊な塗料を塗ります。
③冷感グッツを使用すること
オフィスで働く社員には、軽装だけでなくうちわや電力消費の少ない扇風機の併用を推 進しています。企業に対しては、そのような環境作りをするよう環境省から呼びかけが あります。
クールビズをうまく活用しよう
クールビズとは地球温暖化対策の一環として、2005年に国の方針として始まりました。最近ではさまざまな企業で導入がされています。クールビスは環境問題に対する対策としてはもちろん、社員にとっても働きやすさという点でもメリットがあります。クールビズをうまく活用して夏を乗り切りましょう。