昨日(5月2日)は、久し振りに雨が降りました。1日中降り、夕方からのカープも中止となりました。サンフレッチェは2対0で勝ちました。
昨日の雨で隣の家に咲いている「オオテマリ」の花が散りました。白くて大きな花が咲き夜でも浮かんで見えるくらい見事な花でした。また、「コテマリ」と言う花もあります。
コデマリ(小手毬)
春に、小さく白い花が、丸くまとまって咲きます。種名のとおり、小さな手毬【てまり】に似ています。バラ科シモツケ属に属する一種です。
コデマリは、日本に元からあった植物ではありません。中国が原産地です。日本には、花を観賞するために、入れられました。だから、公園などに多いのですね。
オオデマリ(大手毬)
コデマリよりも大ぶりな花が、より大きな手毬状に咲きます。
オオデマリは、スイカズラ科ガマズミ属に属します。コデマリとは、遠縁です。
オオデマリのほうは、日本が原産地です。けれども、野生のオオデマリは、存在しません。オオデマリは、ヤブデマリ(藪手毬)という種から作られた、園芸品種です。
原種のヤブデマリ
日本の野山に自生しています。ヤブデマリの花は、オオデマリと、少し違います。オオデマリのように、全体がきれいな手毬状になりません。花の塊の真ん中に、花弁の小さな花が集まっており、その周りに、白い大きな花弁の花があります。
オオデマリの花は、ヤブデマリの「花弁が小さい花」がなくなった状態です。観賞用に、目立つ花だけを咲かせるようにしました。
オオテマリ
オオテマリ
コテマリ