胃がんに罹る人のほとんどが「ピロリ菌」保有者だと言われています。その原因に井戸水が有ると言われています。
我が家は井戸水を使っています。子供の頃から井戸水を飲んでいました。しかし、検査で私は保有していません。妻は保有者で駆除しました。
井戸水は冬暖かく、夏冷たくとてもありがたく使っています。しかし、衛生面では色々な菌が有るので、生水を飲むためには、浄水器を考えなくてはいけないのではないかと考えています。
ピロリ菌
胃の中に住みついて胃の粘膜を傷つける細菌です。主に、幽門という胃から十二指腸に繋がる出口の部分に生息しています。ピロリ菌が発見されたのは1980年代と比較的新しく、それまでは強い酸性である胃の中に細菌は住めないと思われていました。近年研究が進み、慢性胃炎、胃潰瘍、胃がんなどの原因のほとんどはピロリ菌であることがわかってきています。
しかし、ピロリ菌は熱に弱いため加熱した食べ物は安心だと考えて良いでしょう。加熱消毒に関しては食器は80℃で10分と言われております。
感染経路
経口感染(感染している親からの離乳食の口移しなどが原因。)や井戸水によるものがほとんどで、多くは5歳くらいまでの幼少期に感染しています。一度感染したピロリ菌は、生涯胃の中に住み続けます。
そのため衛生環境が整備される以前に幼少期を過ごされた年齢の方、およそ40歳以上の方では、約7割の方が感染しているといわれています。