H30年度ビルメンテナンス協会総会

 昨日(5月28日)平成30年通常総会が開催されました。
 17時より特別講演会が行われました。

 講演会終了後、懇親会が開かれました。
講師
 広島経済同友会代表監事 池田晃治(広島銀行頭取)

 【広島経済の活性化について】~広島経済同友会の活動を通じて~
1、経済情勢
 ・戦後最大の「いざなぎ景気」を超え「適温景気」とも言われる状況にある。
 ・世界経済は先進国、新興国ともに成長が続く
 ・日本経済も緩やかな回復が続く見込み
 ・広島県は製造業がけん引しているので円安の影響が強く現在は好調
 ・一方人出不足が深刻となっている
2、広島県について
 ・広島県は日本の縮図と言える(全国のテストマーケット)
 ・人口の推移は労働人口が減り続ける見込み(15歳から65歳未満)
 ・中国地方では広島県が製造品出荷額、卸売、小売販売額ともダントツ1位
 ・観光は広島市を中心に成長を続けている。特徴は欧米人が中心となっている。
3、広島経済に活性化について
 ・人口減少、第4次産業革命などの急速な進展により、従来の延長戦でないパラダイムシ  フトの時代の到来
 ・「ものづくり産業」の高度化「ベンチャーなどの創業支援」による付加価値の高い産業  構造へのシフトアップ【仕事づくり】
 ・人口減少の悪影響を緩和し、経済波及効果の高い「広域的な観光関連産業の振興」
 ・未来を担う人材の育成と若者の流出防止、転入促進、移住定住促進などによる

  【人づくり】
 ・都心部、中山間地域の双方を俯瞰した県全体の活性化につながる【まちづくり】
 ・【しごと】、【ひと】、【まち】を三位一体としてとらえ、【しごと】が生まれ、

  【ひと】が集い【まち】が活性化すると言う好循環を通じた地方創生の実現

経済同友会とは
 経済同友会(社団法人)は、昭和21年4月、戦後の企業経営はいかにあるべきかという命題を かかえた若手企業人を中心に、東京において設立されました。

 経済同友会は、現在、日本の有力な財界団体と位置づけられておりますが、他の団体と異なり、 企業経営者・幹部の個人参加を原則とし、ユニークな活動を展開しております。

 今では、全国44の都道府県に経済同友会が設立されており、それぞれ独立して活動しており ますが、各地の経済同友会は緊密な連携・交流も行っています。

 広島経済同友会は、昭和31年3月、日本経済の進歩と安定、会員相互の啓発、親睦を図ることを目的として、 当時の企業人有志が結集して誕生した集団であり、一貫してより良い経済社会の実現、国民生活の充実のための諸課題に率先して取り組んでいます。

 本会の特色は,企業経営者が一企業や特定業種の利害を越えて自由な活動を行うところにあります。 会員ひとりひとりが、より広い視野と自由経済社会の担い手であるという自覚のもとに、日々変化する経済社会の諸問題について議論を深め、社会に訴えていくことも大変重要な活動です。

 そのため、本会ではさまざまなテーマについて、調査・研究・討議を積極的に推し進めています。
 その成果として生まれた提言は、政策当局、産業界をはじめ、広く社会に対して影響を与えています。とりわけ地域の活性化には強い関心を寄せ、これまで数多くの提言を行ってきました。 また、各地経済同友会とも緊密に連携し、交流を深めています。

このように広島経済同友会は常に自主性と独自性をもって、新しい時代に向けた活動を展開しています。

特別講演会

懇親会

 

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