昨日(6月21日)、広島市議会平成30年第2回定例会が開催されました。
一般質問 1日目
1、八條範彦(自民党・市民クラブ)「安佐南区」
1)全米市長会議年次総会への出席の成果について
2)ユニタールの活動について
3)SDGsへの取り組みについて
4)基町地区のまちづくりとサッカースタジアム建設について
5)子育て支援について
6)公立保育園の使用済みオムツの持ち帰りについて
2、平野太祐(自民党・保守クラブ)「西区」
1)都心の活性化について
2)MICE施設の整備について
3)学生のまち広島づくりについて
4)小学校・中学校の特別支援学級について
5)道路について
3、定野和広(市政改革ネットワーク)「西区」
1)西広島バイパス高架延伸事業について
2)骨髄移植への支援について
3)都市型スポーツの振興について
4)犯罪被害者支援について
5)再犯防止の取り組みについて
4、碓氷芳雄(公明党)「安佐南区」
1)広島市の平和行政における基本姿勢について
2)折り鶴の再生・循環プロジェクトと修学旅行生の誘致について
3)広島の街づくりと都市農業について
4)食品衛生法改正に伴う食品衛生管理手法HACCP(ハサップ)の義務化について
5)骨髄ドナーへの支援について
6)通学路及び学校施設の安全対策について
以上4名の議員が一般質問を行いました。
持続可能な開発目標(SDGs)
2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。
長所とされることの多い点
包摂性:「誰⼀⼈取り残されない」
普遍性:先進国・途上国共に適
多様性:⽬標値は(世界全体の達成⽬標を視野に⼊れた上で)国レベルで設定可。指標は
地域・国レベルで補完される。
統合性:経済、社会及び環境の3つの次元が統合へ。
動性:具体的⾏動の実施へ。
批判の多い点
多すぎる⽬標(17 Goalsと169Targets)
理解が容易ではない。
先進国における関心が低い。
法的拘束力がない。
HACCP(ハサップ)
1960年代に米国で宇宙食の安全性を確保するために開発された食品の衛生管理の方式です。Hazard Analysis Critical Control Pointの頭文字からとったもので、「危害分析重要管理点」と訳されています。
食品の国際化を背景に、原材料、製品などが国際的規模で流通し、また環境汚染、微生物による汚染等々の中で従来行っていた最終食品を検査する方式では危害を十分に防止することは困難になってきます。食べ物の安全性を確保するには、その工程・加工・流通・消費というすべての段階で衛生的に取り扱うことが必要となり、食品製造行程中に危害防止につながる重要管理点をリアルタイムで監視・記録していく「HACCPシステム」の考え方が国連の国連食糧農業機関(FAO)と世界保健機構(WHO)の合同機関である食品規格(Codex)委員会から発表され、各国にその採用を推奨している国際的に認められたものです。