明日は秋分の日です。この秋分の日を中心として、その前後3日をあわせた7日間を「彼岸(ひがん)」と言い、秋分の日は「彼岸の中日」と呼ばれています。
2018年で言うと、9月20日(木)~9月26日(水)この期間が彼岸です。
秋分の日の「彼岸」という言葉ですが、彼岸とは仏教用語で「あの世(極楽浄土)」を指しています。
秋分の日と春分の日は「国民の祝日に関する法律」の第二条に、次のように記載されています。
春分の日:自然をたたえ、生物をいつくしむ。
秋分の日:祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ。
太陽が真東から昇って真西に沈む日でもあります。仏教では極楽浄土は西の彼方にある。(西方浄土)と言う教えが有り、秋分の日は西の方角が一番わかりやすい日で、西方浄土にいる阿弥陀仏を拝礼するのに一番ふさわしい日だと言われ、ご先祖様の霊を供養する特別な日となりました。
昔からお彼岸には「おはぎ」を食べる風習がありました。秋分に日は「おはぎ」春分の日は「ぼたもち」と呼ばれています。春の牡丹の花、秋の萩の花から来ているのだそうです。
私は9月生まれで、誕生日には必ず「おはぎ」を作ってもらい近所の子どもたちに配っていました。