昨日(12月4日)日本列島は、南から暖かい空気が流れ込んだ影響で気温が上がり、12月の観測史上最高気温を更新する地点が続出しました。
気象庁によると、午後2時までに大分県国東市・国見で27.0度、奈良県五條市で26.8度、徳島市で26.7度を観測し、25度以上の夏日となりました。
沖縄県宮古島市・鏡原では29.8度を観測し、12月の最高気温では全国観測史上2番目の記録となりました。
広範囲に記録されている記録的な暖かさ、暑さの原因は上空に流れ込む暖かな南風です。
午前9時の天気図では、北海道付近にある低気圧から日本海に寒冷前線が伸びていますが、この前線に向かって季節外れの暖気が流れ込んでいるのです。
上空1500メートル付近の気温は平年と比べて10℃以上も高く、まさに季節が2か月も戻ったような状態となっており、平年比をみても赤一色となっています。
広島では最高気温20,9度 、最低気温14,8度でした。
中国地方 <予想される向こう1か月の天候>
山陰では、曇りや雨または雪の日が多いでしょう。山陽では、平年に比べ晴れの日が少ないでしょう。
向こう1か月の平均気温は、高い確率70%です。降水量は、山陽で平年並または多い確率ともに40%です。日照時間は、山陽で少ない確率50%です。
週別の気温は、1週目は、高い確率80%です。2週目は、高い確率50%です。3~4週目は、高い確率50%です。
<気温経過の各階級の確率(%)>
1週目 |
中国地方 |
|
2週目 |
中国地方 |
|
3~4週目 |
中国地方 |
|
|