七草かゆ

 昨日(1月7日)朝、七草かゆを食べました。
 現代では、お正月で飲み食いが続き胃腸が弱っているので整えようと七草かゆを食べています。

 

 また、七草かゆには歴史があります。

 二十四節気では、小寒から大寒、2月の立春までが、寒さの厳しい“寒の内”とされている。江戸時代には、重要な年中行事として、中国に習い「五節句(江戸時代は五節供)」が認定された。その最初である1月7日は、「人日の節句」という。

 

 古代中国では7日は人を大切にし、刑罰を与えない日とされており、「七種菜羹」(7種の菜が入った吸い物)を食べていたことから、そこに平安時代のかゆを食べる宮中行事が結びついたといわれている。

 

 「江戸時代に人日の節句が幕府の公式行事になり、庶民にも定着してきたものです。ただ、現代のように流通が発達していない時代は、七草すべてをそろえるのは至難の業。七草がゆといいながら、1~3種類で作ることが多かったようです」


■「七草」とは?

 【1】せり…ビタミンCやミネラルが豊富。食欲増進、貧血予防に。
 【2】なずな…利尿・解毒作用があり、腎臓と肝臓を整える。高血圧の予防に。
 【3】ごぎょう…たんぱく質やミネラルが豊富。咳や痰を取り除き、のどの痛みを抑える。
 【4】はこべら…止血・利尿作用があり、歯ぐきや皮膚の腫れ、痛みに。
 【5】ほとけのざ…葉の丸い形が蓮の花に似ている。高血圧予防に。
 【6】すずな…かぶのことで、葉はカルシウムやカリウムが豊富。
 【7】すずしろ…大根のこと。ビタミンC、鉄分、食物繊維が豊富。消化や二日酔いによ

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