海外でそのまま使われている日本語が沢山あると言われています。
例えば“sushi”「寿司」や“tempura”「天ぷら」などはもはや外国人であっても誰でも知っている日本語で、世界中どこに行っても“sushi restaurant”があるほど、日本食というのは外国人の間では本当に人気があります。
実際は日本食以外でも海外で普通に通じてしまう日本語というのはたくさんあるんですが、このような外国語から借りてきてそのまま使われている言葉を英語で“loanwords”といいます。
“loanwords”:他の言語からそのまま取り入れられた言葉=「外来語」
“loan”「借りる、ローン」+ “words”「言葉」なのでそのままの意味です.
ramen
ラーメンはもはや寿司や天ぷらと並ぶ日本の代表的な食べ物として認識されていて、アメリカでは特にニューヨークやロサンゼルスなどの大都市にラーメンレストランが集中しています。
wasabi
「わさび」です。わさびはもともと日本原産の植物なのでそれがそのまま英語名になっています。
teriyaki
「テリヤキソース」のことです。
これも外国人は大好きで、テリヤキチキンから始まってテリヤキビーフ、テリヤキサーモンは当たり前。野菜や白メシにテリヤキソースをかけて食べる人もたくさんいます。
tofu
豆腐は健康食品として何年も前にアメリカで大流行しました。
shirataki
そしてちょっと前から豆腐に次ぐミラクル健康食品として注目されているのが「しらたき」です。
しらたきの原料は「こんにゃく」ですから体に良いのは納得です。海外ではパスタの代わりに使われたり、ハンバーガーに挟んだり、いろいろな調理法で楽しまれているようです。
bento
一般的には“lunch box”「ランチボックス」も使われるんですが、“bento”または“bento box”でも十分通じます。
benihana
これは食べ物の名前ではなく、アメリカ発祥の大人気日本食レストランの名前です。
もともとニューヨークでスタートしましたが、現在では世界中に店舗があります。アメリカ人の中でちょっとランクの高い日本食レストランといえば“benihana”というイメージがあり、デートで”benihana”に連れてってもらったとしたらそれは結構「本気デート」である確率が高いといわれています。