日本3大秘境

 先日、テレビで日本3大秘境を紹介していました。

 ・白川郷(しらかわごう)-  岐阜県
 ・祖谷(いや)- 徳島県
 ・椎葉(しいば)- 宮崎県

 が「日本三大秘境」と言われています。
 白川郷と祖谷は行ったことがあります。宮崎県の椎葉村には行ったことがありません。チャンスがあったら行ってみたいと思います。

 

白川郷とは?
 岐阜県にある、合掌造りの集落で有名な人気観光スポットで、毎年多くの観光客が訪れます。
 合掌造りは、45度から60度あるかやぶき屋根が特徴で、雪が多い地域での雪下ろしを少しでも楽にするために考えられたものだと言われています。

 白川郷は1994年に重要伝統的建造物群保存地区に指定されているほか、同じく1994年に「白川郷・五箇山の合掌造り集落」としてユネスコ世界遺産に登録されています。JTBによる「日本の秘境100選」にも選ばれています。
 今のところ合掌造りの建築物がいつ頃建てられたのかはっきりわかっていませんが、鎌倉時代の文献にはすでに登場していて、長い歴史を物語っています。江戸時代には養蚕が盛んな地として名を馳せ、民家の規模も拡大していきました。
 今では珍しい大家族制の生活が残っていて、他とは異なった伝統的な生活文化が息づいています

 

祖谷とは?
 徳島県にある、1,700m級の山々に囲まれた険しい祖谷渓谷。約20kmにも及ぶ祖谷渓谷では美しい景観を楽しむことができ、毎年多くの観光客が訪れる人気観光スポットです。

 また、祖谷は、平家の落ち人伝説が残されている地としても知られています。
 祖谷渓谷付近の山奥には、中世に屋島の戦いで敗れた敗残兵が平家の再興を祈り住み着いたという伝承が残っていて、祖谷一帯には平家の落ち人伝説ゆかりのスポットが多くあります。
 特にシラクチカズラを編み込んで作られた「祖谷のかずら橋」は、源氏が進軍してきた際にその橋を切り落として侵入を防ぐという重要な役割を持っていました。平家屋敷民族資料館では、貴重な平家ゆかりの古文書・鎧・旗などを鑑賞することができます。

 

椎葉村とは?
 椎葉村は、九州の標高1,000m以上の山々に囲まれた、宮崎県の自然豊かな秘境です。
 外界との関わりがあまりなかったため、人が生活できる場所は椎葉村全体の中でわずか4%ほどだと言われています。
 椎葉村では、これまで狩猟採集生活が営まれ、独特な生活文化が築かれてきました。大昔の日本の生活がそのまま残されたようなこの場所では、犬を用いた狩猟や焼き畑農業が行われています。
 その他にも、重要無形文化財に指定されている「椎葉神楽」「的射」「臼太鼓踊り」といった貴重な民族文化が受け継がれています。

 また、椎葉も祖谷と同様、壇之浦の戦いに敗れた平家の落ち人伝説が残っていて、隠れ里としての歴史を物語っています。

白川郷

祖谷のかずら橋

椎葉村

 

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