昨日(7月25日)書きました2020東京オリンピック・パラリンピックのメダルの原料について「都市鉱山」から調達していました。
「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」を立ち上げ原料を集めました。このプロジェクトは「東京2020参画プログラム」の公認プログラムです。
「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」(環境省が行った政策)
東京2020大会でアスリートに授与される入賞メダルについて、使用済み携帯電話等の小型家電等から金属を集めて製作するもので、2017年4月から2019年3月まで2年間で、オリンピック・パラリンピックの金・銀・銅あわせて約5,000個のメダルに必要な金属量を100%回収することができました。
これにより、東京2020大会でアスリートの胸に輝くメダルは、すべて国民から集められた金属で作られることになりました!
私たちは、このプロジェクトにより、小型家電のリサイクルの定着と環境にやさしい持続可能な社会が東京2020大会のレガシーとなることを目指します。
都市鉱山
携帯電話などのIT製品や家電製品に貴金属やレアメタル(希少金属)が含まれているので、その廃棄物を積極的に「採掘可能」な資源と考えて都市を1つの鉱山とみなそうとする概念。都市部から排出された電気・電子機器の廃棄物をリサイクルしてそこから貴金属やレアメタルを取り出し、再利用する。南條道夫(当時東北大学選鉱製錬研究所教授)らが1980年代に提唱した、リサイクルについての考え。レアメタルの価格が上昇するに伴い、再び注目されている。