今朝(8月7日)、イタチを捕獲した捕獲機でようやく「アナグマ」が捕獲できました。先日トウモロコシをやられました。庭にある倉庫の下に穴を掘り住んでいるようです。隣の家の倉庫の下にも穴を掘っているようです。その倉庫の入り口にわなを仕掛けていました。
アナグマの特徴
アナグマはイタチ科に属する動物で、日本の固有種であるニホンアナグマのことを指します。基本的に夜行性で、日中は巣穴で休息します。性格は温厚で、他の動物と争わずにうまく共存することが多いです。
警戒心も強くないので、人間が近づいても逃げないことがあります。餌探しなど、他のことに気を取られていると、そばにいる人間に気づかないこともあります。
体の大きさや体つき
頭胴長は約40~60センチ程度、体重は10kg前後です。体の大きさや色が似ていることから、タヌキやアライグマ、ハクビシンなどと見間違えられることも多くあります。指は前肢、後肢ともに5本あり、親指はほかの4本の指から離れていて、どの指にも鋭い爪があります。
食性
雑食性です。昆虫やカエル、モグラ、ミミズなど動物質のものを好みますが、果実類などを食べることもあります。トウモロコシ、スイカ、イチゴなどの農作物が食害を受ける場合もありますが、掘り起こしによって作物が被害を受ける場合もあります。
アナグマは、古くから日本人に馴染みのある野生動物です。例えば、「同じ穴の狢(ムジナ)」という言葉があります。一見別のように見えても、実は同類の悪党であることをを指す言葉ですが、この「狢(ムジナ)」とはアナグマの異称です。
タヌキと間違えられることも多いアナグマですが、タヌキとは似て非なる動物です。