暑い日が続きますが、8月8日が今年の「立秋」でした。二十四節気のひとつで、この日から立冬(11月7日頃)の前日までが秋となります。暦の上ではこの日が暑さの頂点となり、翌日からの暑さを「残暑」と言います。時候の挨拶も残暑のことばが使われ、立秋を過ぎたら「暑中見舞い」も「残暑見舞い」に変わります。
暑い日が続いていても、空を見上げると、秋の兆しが見え始めます。空が少しずつ高く感じられるようになり、もくもくとした夏雲の上に、刷毛で掃いたような秋の雲が見えることがあります。
夏の太平洋高気圧が弱まると、低気圧が日本に近づき通過していくようになり、このときに見られるのが、流れるような秋の雲。
いわし雲、さば雲、うろこ雲などの名前がついており、いわし雲が早く出た年は、イワシが豊漁になるともいわれています。
昔から言われている「24節気」ですが、近年この暦が感じられなくなってきています。日本に四季がなくなってきていると言われています。地球温暖化のせいと言われいちます。日本が亜熱帯気候に近づいていると言っている専門家もいます。
いわし雲
うろこ雲
さば雲