9月に入っても暑い日が続いています。
台風15号が運んできた熱帯の空気と、強い日差し、場所によってはフェーン現象が重なって、昨日9日(月)は全国的に厳しい暑さになりました。
東海や関東甲信では猛烈な暑さとなり、午後4時までに最高気温が全国で最も高かったのは三重県桑名市で37度9分。岐阜県多治見市と美濃市、山梨県甲府市、愛知県岡崎市、東京都練馬区でも37度以上を観測しました。
東京都心の最高気温は36度2分と、今年一番の暑さを更新。9月としては4位の高温で、9月に36度を超えるのは2000年以来19年ぶりです(統計開始1875年)。北海道でも東部を中心に所々で30度を超えて、9月1位の高温となった所がありました。
広島でも昨日、府中市では35℃を超える猛暑日となったほか県内すべての地点で30℃を超えました。
県内の最高気温は府中市で35℃、三次市で34・6℃と平年を大きく上回り真夏のような暑さとなりました。33・6℃を観測した広島市中区では平年よりも3℃高いということです。また県内すべての観測地点で30℃を超えるなど暑い1日となりました。
11日(水)は、雲が広がりやすくなり雨の降る所もあり、猛烈な暑さは収まりそうです。ただ、東海から西では週末にかけても最高気温が32度前後と、残暑が続くでしょう。しかし、これまでよりも涼しい空気が入って、少ししのぎやすくなりそうです。東北や北海道は秋の空気に入れ替わります。