西向く侍

 今日(9月30日)で9月が終わります。
 小学生の時「西向く侍」と小の月の覚え方を覚えました。そもそも小の月、大の月はどのように決まったのか調べてみました。
 (2月・4月・6月・9月・11月)侍は11月を漢字で縦に書くと士に似ています。)

 

 地球が太陽の周りを一周するのにかかる日数は365.2422日と言われており、1年はほぼ365日なのですが、残りの0.2422日は4分の1日なので、4年に一度の閏年(うるう年)を設けて調整しています。

 

 今の暦のもとは「ユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)」が作りました。
 初めの暦は「大の月」と「小の月」が順序良く並んでいました。
 昔のローマでは1年が3月から始まり2月で終わっていたので、その2月を29日にし、閏年を30日にして調節していました。

 

 ところが、ローマの皇帝のアウグストゥスが、自分の誕生月の8月が「小の月」であることが気にいらないということから、2月の1日を持ってきて8月に付けたのです!

 よって、それまでの2月の29日が28日に減り、8月の30日が31日に増えたのです。

 しかしそうすると、7月が31日、8月が31日、9月も31日となってしまい、大の月が3連続となってしまうので、9月以降の大小を入れ替えてしまいました。

 

 時の権力者のわがまま?でこのように暦も変わっていってしまいました。それが現代まで続いています。

 げんこつでの覚え方もあるようです。

 

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