台風19号が迫ってきています。15号で大変な被害を受けた千葉県が心配です。少しそれて上陸しないで太平洋上を通過してくれることを祈っています。
ラグビーW杯にも影響が出るようです。安全面で中止となった場合、日程等の都合で引き分け扱いとなるそうです。
ラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会の組織委員会は10日、東京都内で記者会見を開き、台風19号に備えて、12日の3試合のうち、ニュージーランド―イタリア(愛知・豊田)、イングランド―フランス(横浜)の2試合を中止すると発表した。安全を第一に考えたという。過去8回のW杯で中止は初めて。残る1試合の日本と同じA組、アイルランド―サモア(福岡)は予定通り行う。
国際統括団体「ワールドラグビー」(WR)と組織委は台風などの事態に備えて保険に加入しており、保険会社の協力を得てチケットの払い戻しなどを進める。試合は規定により延期ではなく引き分け扱いとなり、ニュージーランドは決勝トーナメント進出、イタリアは1次リーグ敗退が決まった。イングランドとフランスはすでに1次リーグ突破が決まっている。
また、13日の日本―スコットランド(横浜)など4試合については行う予定だが、台風の影響をみて当日朝(10時)に可否を判断すると発表した。日本戦が中止の場合、日本は初の決勝トーナメント進出が決まる。
組織委は12日の2試合について会場を変更したうえで、無観客で行うことなどを検討していた。しかし準備期間が極端に短く、チームの移動や宿泊、警備など課題が多く、1次リーグに関しては試合中止の規定もあったため、今回の判断となった。アラン・ギルピン大会統括責任者は「リスクが広範すぎて、すべてのチームを平等にすることができなかった。安全第一に考えた」と話した。