2020年は子年(ねどし)で干支は庚子(かのえ・ね)です。干支は「十干じっかん」と「十二支」を組み合わせたものを指します。
十干:
甲きのえ・乙きのと・丙ひのえ・丁ひのと・戊つちのえ・己つちのと・庚かのえ
辛かのと・壬みずのえ・癸みずのと
十二支:
子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥
十干と十二支を合わせた干支『庚子』の意味や特徴
陰陽五行説で2つを見た時、組み合わせにより「相生」「比和」「相剋」「相侮」「相乗」に分類され、お互いを強め合ったり弱め合ったりする関係性となります。
『庚子』の場合「庚:金の陽」「子:水の陽」で“相生(そうせい)”という関係です。
【相生:相手を強める影響をもたらす】
勉学や仕事、恋愛、健康などそれぞれが相互に影響をもたらし合います。なにかに行き詰まったときは全く別のものから活路を見いだせることもあるでしょう。
十干十二支を植物で見た時、庚子は変化が生まれる状態、新たな生命がきざし始める状態なので、全く新しいことにチャレンジするのに適した年とも言えるでしょう。
株式相場には、「辰巳天井、午尻下がり、未辛抱、申酉騒ぐ、戌笑い、亥固まる、子は繁栄、丑つまずき、寅千里を走り、卯跳ねる」という干支にちなんだ格言があります。ねずみはたくさんの子を産むことから繁栄の象徴とされ、「子年は繁栄」で上げ相場になると言われています。