梅雨に入り毎日雨が続いています。何となく気分がすぐれない毎日です。
しかし、朝の散歩の時間(5時30分頃)は、止んでいて散歩は休んでいません。神様が「歩け」と言っていると言いながら妻と散歩を楽しんでいます。
梅雨の語源について調べてみました。
梅雨の語源
梅雨の語源は諸説あって分かってません。まず梅雨という漢字は、中国から来ています。中国語では「メイユ」と発音しますが、『梅雨前線の正体』(東京堂出版)には、「梅が熟して黄色くなる時期の雨」という意味を持った「黄梅雨」から来ている説、梅(méi)と同じ音を持つ黴(カビ/méi)が本当は使われていたものの、黴雨が梅雨に変わったという説があるとされています。もちろん、『広辞苑』(岩波書店)には梅雨と黴雨、どちらの漢字も掲載されています。
一方で「つゆ」という読みに関してですが、梅雨という漢字が日本に入ってくると、雨粒や水滴を表現する「露(つゆ)」が梅雨の漢字と結びついたという説があります。また、梅雨の漢字と古語の「ついゆ(つゆ)」が結びついたという説もあります。「ついゆ」を『広辞苑』で調べてみると、「費ゆ」「弊ゆ」「潰ゆ」などの漢字が当てられており、「ついえる」と意味が同じだと書かれています。
「ついえる」の意味を調べると、「くずれる」といった意味があり、梅雨の時期は梅が熟れてつぶれてしまうところから、「ついゆ」という言葉が使われ、その言葉が梅雨という漢字と結びついたという説もあります。要するに、なぜ今の時期の長雨を「梅雨」と書き、その漢字を「つゆ」と読むのか、毎年の自然現象でありながら、定かではないようです。