1か月予報

 6月11日、気象庁は「1か月予報」を発表しました。

 今年はメリハリのある「陽性」の梅雨のようです。
 1か月全体の降水量は、北・東日本と沖縄・奄美では「ほぼ平年並み」ですが、西日本は「平年並みか多い」でしょう。西日本では、過去にも「平成 30 年 7 月豪雨」など、梅雨の時期に大雨になったことがありますので、今年も大雨への備えを、心掛けてください。

 また、この先1か月全体の平均気温は、北・東日本と沖縄・奄美で「平年より高い」、西日本で「平年並みか高い」予想です。今年は広い範囲で「蒸し暑い梅雨」になりそうです。

 

6月13日~19日
 全国的に、平均気温は平年より高いでしょう。西日本を中心に、南から「暖かく湿った空気」が流れ込みやすいので、気温だけでなく、湿度も高く、不快な暑さになりそうです。

 

6月20日~26日
 前の週に比べて、天気も気温も一転するでしょう。前線が南に下がりますので、本州付近は、前線の北側の「ヒンヤリした空気」に包まれるでしょう。このため、この週の平均気温は、北・東日本で「平年並みか低く」、西日本で「平年より低い」予想です。梅雨の時期である九州から東北は「梅雨寒」となりそうです。前の週が、特に暑かっただけに、気温の差が大きく、一段と体にこたえるでしょう。服装で上手に調節してください。

 

6月27日~7月10日
 九州から東北の「梅雨寒」は解消されるでしょう。この期間の平均気温は、北・東・西日本で「ほぼ平年並み」、沖縄・奄美は「平年並みか高い」予想です。

 

 天気は、北・東・西日本では、平年と同様に「曇りや雨の日」が多いでしょう。ただ、この期間は、西日本を中心に、気圧の谷の影響を受け、雨の量が「やや多い」傾向になりそうです。平年ですと、西日本(九州南部~近畿地方)の梅雨明けは、7月14日ごろ~21日ごろですが、過去には、梅雨末期に大雨になった年もあります。最新の予報をチェックして、今年も大雨には、十分にお気を付けください。

 

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