昨日(7月24日)は「スポーツの日」でした。
元々は、1964年の10月10日に、東京でオリンピックが開催されたことを記念して「国民がスポーツに親しみ、健康な心身を培う日」として「体育の日」という国民の祝日が制定されました。
2000年に法の改正により、毎年10月の第2月曜日になりました。
※ 2020年からは、名前が「スポーツの日」に変わりました。
2020年度だけは、東京オリンピック・パラリンピック開催予定だったため、開会式や閉会式の前後に祝日を動かす法律ができたので、7月24日(金)が「スポーツの日」になりました。
そのため、10月の祝日はないのですが、2021年以降は、「スポーツの日」は10月第2月曜日に戻る予定です。
「体育の日」から「スポーツの日」に名称が変わる
2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催も機に、世界で使われている「スポーツ」の言葉を使い、「スポーツの価値」を世界の人々と分かち合おうといった理由から、国会議員でつくるスポーツ議員連盟が、東京五輪・パラのほか2019年のラグビーワールドカップの日本開催も視野に2016年から検討を続け、2018年に議員立法で法律が改正されました。
「体育」と「スポーツ」は違い
「体育」は、今では学校の授業のイメージが強いといわれています。
2011年にできたスポーツ基本法には、
・「スポーツは世界共通の人類の文化である」
・「スポーツを通じて幸福で豊かな生活を営むことは、すべての人々の権利」
とうたわれている。授業だけでなく、自発的にスポーツを楽しんだり、スポーツを通じて地域交流や国際交流を図ったりといったスポーツの役割や価値が広く見直されています。その意味で、広く国民にスポーツを楽しんでもらおうと見直されました。